創業120年以上の伝統を誇る岩手県の老舗酒蔵「南部美人」。
その名を聞けば、日本酒好きなら誰もが知る存在です。
その南部美人が、新たな挑戦を始めました。
コラボ相手に選んだのはなんと、渋谷のギャルたち。
自由奔放で型にはまらない彼女たちのエネルギーと感性を取り入れ、これまでにない日本酒「YUICHU(ゆいちゅ)」が誕生しました。
日本の伝統文化とポップカルチャーの象徴が交わり生まれたこのお酒には、若者や世界中の人々にもっと日本酒を楽しんでほしいという願いが込められています。
南部美人とギャル文化が出会うまで
南部美人は、岩手県二戸市にある老舗酒蔵です。
創業以来120年以上にわたり、日本酒造りの伝統を守り続けてきました。
「南部流」とも呼ばれる精緻な酒造りは、国内外から高く評価され、多数の受賞歴を誇ります。
特に「IWC 2017 Champion Sake」を受賞した特別純米酒は、世界一の評価を獲得しています。
一方で、近年の日本酒業界では若者の日本酒離れが課題となっています。
特に「日本酒は難しそう」「敷居が高い」といったイメージが広がり、20代の消費量が低下しているのが現状です。
この問題に真正面から取り組むため、南部美人が選んだのは「若者文化そのもの」とも言えるギャルたち。
トレンドの発信地・渋谷の象徴である彼女たちと共に、新しい日本酒づくりという大胆なプロジェクトが始まりました。
渋谷のギャルたちは、ただのデザイン「協力者」ではありません。
彼女たちは実際に南部美人の酒蔵を訪れ、稲刈りから仕込み作業まで、伝統的な日本酒づくりに深く携わりました。
その過程で、手間と時間を惜しまずに作られる日本酒の奥深さを体感し、地元の方々との交流を通じて日本酒が持つ”人と人を結ぶ力”を実感したのです。
「YUICHU」に込められた想い
「YUICHU(ゆいちゅ)」という名前には、「結(YUI)」と「酒(CHU)」を組み合わせた意味が込められており「ウチらの乾杯、YUICHU でしょ?」をコンセプトに開発されました。
人と人との繋がりを大切にする想いが、このネーミングに表現されています。
実際の味わいは、岩手県産の酒米「ぎんおとめ」を主原料に使用し、ふわっとやさしい果実の香りと上品な米の旨みが特徴的です。
日本酒に慣れていない人でもすっと飲みやすい仕上がりになっており、家飲みやパーティー、友人へのプレゼントなど、どんなシーンにもマッチします。
見た目にもギャルたちの感性が活きています。
パッケージには人と人との繋がりの架け橋をイメージした「虹」のモチーフが採用され、ギャルらしいポップな色使いで表現されています。
商品展開は、気軽に楽しめる 180ml 缶(880円税込、アルコール度数15度)と、仲間と楽しむのにぴったりな 500ml 瓶(3,850円税込、アルコール度数16度)の2種類。
どちらも特別純米酒で精米歩合 55% という高品質な仕様です。
伝統を未来へつなぐ挑戦
「YUICHU(ゆいちゅ)」は、単なる商品開発にとどまりません。
それは、伝統文化を未来につなげるための挑戦でもあります。
日本酒とギャル文化という異なる世界観が融合することで、これまで接点がなかった若者や海外の人々にも「日本酒の魅力」を伝える新しい橋渡し役を果たします。
老舗酒蔵の深い歴史と現代的な感性が出会った時、そこには新しい可能性が広がります。
「YUICHU(ゆいちゅ)」は、単なる日本酒ではありません。
それは、伝統を守りながらも革新を恐れない挑戦の証であり、何よりも、多くの人に愛される「文化そのもの」なのです。
2025年2月中旬より発売予定の「YUICHU(ゆいちゅ)」を、ぜひ手に取ってみてください。
そのボトルの向こうには、新しい日本酒の世界が広がっています。
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