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獺祭の挑戦が止まらない! アメリカ生まれの純米大吟醸と”月での日本酒作り”

世界に挑む獺祭の革新精神

日本酒界の革新者として知られる「獺祭」。
その名はすでに国内外で広く知られ、多くの日本酒ファンを魅了してきました。
そんな獺祭が、また新たな挑戦を発表しました。

今回は、アメリカ・ニューヨーク州で醸造された純米大吟醸「獺祭ブルー ビヨンド(DASSAI BLUE Beyond)」の発売、そして宇宙での日本酒醸造という壮大な計画についてご紹介します。

アメリカ生まれの「獺祭ブルー ビヨンド」—世界市場への本格進出

旭酒造はこれまでも世界市場を意識した戦略を展開し、日本酒をグローバルな飲み物へと押し上げてきました。
2023年にニューヨーク州ハイドパークに「DASSAI BLUE Sake Brewery」を設立し、そこで「獺祭ブルー ビヨンド」を製造。
この商品は「日本の獺祭」をライバルに掲げて開発されました。

「獺祭ブルー ビヨンド」は、アメリカで栽培された山田錦を使用した初の製品で、アメリカの職人と日本の職人が協力して醸造されています。
特徴としては、メロンやバナナを思わせるフルーティーな香りがあり、白ワインのようなエレガントな飲み口となっています。
アルコール度数は14度と日本の獺祭よりも低く設定されており、しっかりとした味わいを保ちつつも飲みやすい仕上がりになっています。

桜井博志会長は「今回この新作を紹介できることをうれしく、誇りに思います。チタンのボトルに入れ『作ったそのままのスタイルを皆さまにお届けしたい』という思いから、冷凍状態で酒蔵で保存しています。酒蔵がオープンして3年間経ちましたが、ようやくここまできました」と語っています。

“月での日本酒作り”という壮大なプロジェクト

獺祭の挑戦は、地球にとどまりません。
旭酒造は、宇宙での日本酒醸造という前代未聞のプロジェクトに取り組んでいます。

具体的には、2025年後半に国際宇宙ステーション内「きぼう」の日本実験棟での酒造りを計画しており、さらに月面の重力(地球の約1/6)環境下での酒米(山田錦)、麹、酵母、水を用いての発酵、そしてもろみ生成に挑戦するというものです。

生成されたもろみは地球に持ち帰り、清酒として精製される予定です。
そして、その清酒は「獺祭 MOON – 宇宙醸造」と名づけられ、うち 100ml が1億円で販売されるとのこと。
桜井会長によれば「買い手(予約者)はすでに決まっております」とのことです。

獺祭の未来——日本酒の概念を超えて

獺祭はこれまでも、日本酒の枠を超えた挑戦を続けてきました。
そして今回の「獺祭ブルー ビヨンド」と”月での日本酒作り”は、その革新の象徴とも言えるでしょう。

アメリカ市場での成功は、日本酒全体のグローバルな価値を高める一歩となり、宇宙での醸造は人類の食文化の新たな可能性を示す試みとなるはずです。

日本酒の未来を切り開く獺祭。
次なる一手はどこへ向かうのか、今後の展開から目が離せません!

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