「ただの日本酒」だと思ったあなたへ
たとえば、仕事帰りの夜。
静かに部屋の灯りをつけ、冷蔵庫から一杯の日本酒を取り出す。
グラスに注いだ瞬間、ふわりと広がる米の香り。
それを口に含んだ途端、思わずこうつぶやいてしまう—「え、なにこれ……おいしすぎる」。
そんな”とろける感動”が詰まった日本酒が、今話題を集めています。
その名も 『もし君がこのまま起きなかったらどうしよう 甘口』。
まるで小説の一節のような名前。
けれど、この長くも切ない名前には、実は”味”そのものを語る物語が込められているのです。
“とろける甘さ”の正体は「時間を止める技術」
このお酒を造ったのは、株式会社イズミセが運営する『ユニークなお酒との出会い 酒日向(さけひなた)』。
全国の酒蔵の日本酒を提供してきた同社が、今回挑んだのは「できたての美味しさを、凍らせて届ける」という新発想。
ここで登場するのが「凍結酒」という技術です。
通常、日本酒は瓶詰めされると、時間と共に風味がゆっくりと変化していきます。
いわば、生き物のようなもの。
でも、この『もし君がこのまま起きなかったらどうしよう』は違います。
搾りたて、最も美味しい瞬間をそのまま急速冷凍。
一度も火入れをしない”できたて”のお酒の”命”を、時間ごと閉じ込めてしまったのです。
ちょうど、咲いたばかりの桜をガラスの中に閉じ込めるように—。
名前のインパクトだけじゃない。「本物」の甘口
このお酒の魅力は、なんといってもとろけるような甘さ。
けれど、ただ甘いだけではありません。
精米歩合40%の純米大吟醸ならではの米の旨みがしっかりと感じられるのに、飲み口はなめらかで重すぎない。
「甘口って苦手かも」と思っていた人にも、まるで高級スイーツのようにするりと受け入れられる、そんな味わいです。
剥きたてのりんごやさくらんぼを思わせるフルーティーな香りにも魅了されることでしょう。
そして、この独特の甘さに寄り添うのが、あの長い名前。
『もし君がこのまま起きなかったらどうしよう』
大切な誰かを思う、やさしい祈りのような言葉。
心の奥にそっと届く名前と、身体に染み入るような甘さ。
この2つが合わさったとき、ただの食事が「体験」に変わるのです。
どうやって飲むの? 初心者でも簡単な楽しみ方
凍ったまま届くこのお酒。
解凍方法もとても簡単です。
- 凍った状態で届いたら、まずは冷凍庫で保管。
- 飲むタイミングが決まったら、冷蔵庫に移してゆっくり解凍(自然解凍も可)。
- 解凍しきる直前に取り出し、冷たいままでお召し上がりください。
ポイントは、解凍しきる直前がベストということ。
温度とともに味わいや香りが段階的に広がり、その変化自体がこの酒の楽しみ方のひとつです。
また、凍結酒ならではのシャリっとした食感もお楽しみいただけます。
アルコール感や苦味が一切なく、角のないまろやかな味わい。
忙しい毎日のご褒美に、ぴったりの一本です。
「甘口の概念が変わる」体験を、あなたにも。
最後に、少しだけ想像してみてください。
—静かな夜、自分だけの時間に、この一杯を口にする瞬間。
目を閉じると浮かぶのは、大切な誰かの顔。
あるいは、今の自分をいたわるような、やさしい声。
そんな時間をくれるのが『もし君がこのまま起きなかったらどうしよう 甘口』です。
ただの日本酒じゃない。
ただの甘口でもない。
これは「感情ごと冷凍された物語」です。
あなたの夜に、そっと寄り添う一杯になりますように。
※単品容量:700ml
アルコール度数:14%
カテゴリー:日本酒
タイプ:純米大吟醸
精米歩合:40%
原材料:米(国産)、米麹(国産米)
製造者:菊水酒造(高知)
※現在、母の日仕様の特別パッケージでも販売中です。
母の日のくび掛けと、小さなハートがたくさん描かれたラベルで、贈り物にもぴったりです。
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