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「こんな日本酒、知らなかった」

フランス発”感じる日本酒”が教えてくれたこと

あの日の夜に出会った、一杯の衝撃

あれは、旅先のパリで訪れた小さなレストランでした。
ワインリストをめくっていた私に、ソムリエが静かに差し出したのは、一杯の「SAKE(酒)」。

「これは、フランスの味覚で仕上げた日本酒です」

まるで詩のような紹介に、私は半信半疑でグラスを口に運びました。
……その瞬間、口の中に広がったのは、甘やかで透明感のある香り、絹のようになめらかな喉ごし、そして静かに続く余韻。

「これが、日本酒?」

そう思ったと同時に、何かが変わったような気がしました。
この一杯が、その後の”日本酒との向き合い方”をまったく違うものにしてくれたのです。

そして今、その衝撃をくれた「HEAVENSAKE(ヘブンセイク)」が、ついに日本に上陸しました。

HEAVENSAKE とは? ― ワインと日本酒の、奇跡の融合

HEAVENSAKE は、フランスの伝説的シャンパン醸造家 レジス・カミュと、日本を代表する酒蔵たちが手を組んで生まれた、日本酒ブランドです。
でも、それはただの日本酒ではありません。
レジス・カミュ氏は、IWC で8度の「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した人物。
彼はこう語ります。
「日本酒は、”香りの詩”だと思った。そこに、フランスの洗練を溶かしてみたかった」

HEAVENSAKE は、そんな彼の感性と、日本の伝統が混ざり合った、まさに”和と洋のハーモニー”。
甘すぎず、辛すぎず、舌の上で音楽のように広がるその味わいは「飲む」というよりも「感じる」体験に近いものがあります。
彼のアッサンブラージュと呼ばれる調合技法は、単なるブレンドではなく、異なる風味の層を慎重に重ね合わせ、音楽を作曲するように調和の取れた上品な味わいを生み出します。
このプロセスにより、日本酒の体験を新たな高みへと引き上げるのです。

日本初上陸。プレステージラインの凄み

そして今回、HEAVENSAKE の中でも最高級の「PRESTIGE Ⅱ ASSEMBLAGE(プレステージⅡ アッサンブラージュ)純米大吟醸」が、2025 年4月4日より日本でリリースされました。
名門蔵・新澤醸造店とのコラボレーションにより誕生したこの特別な一本は、高精白の複数の純米大吟醸を巧みに調合して作られています。
口に含めば、華やかに広がるキウイ、チェリモヤ、ライチの芳香が幾重にも重なり、シルクのような舌触りと完璧な余韻が続きます。
軽やかでありながら奥深く、既存の概念を越えるような味わいの日本酒です。

容器にも徹底したこだわりを込め、220 年以上の伝統を受け継ぎながら現代的な感性を融合させたアリタポーセリンラボ製の有田焼ボトルを採用。
淡い青から白へと自然に溶け込むグラデーションは、酒造りの根幹をなす「水」と「大地」の調和を象徴しています。
しずくを思わせる洗練されたフォルムは、静謐なバランスと無駄を削ぎ落とした美しさ、そして日本酒に込めた確かな意志が感じられるデザインとなっています。

また、2025 年4月12日からは新ラインナップ「LABEL AZUL(レーベル アズール)純米吟醸」も発売。
七賢ブランドで知られる山梨銘醸とともに製造されたこの日本酒は、洋梨、りんご、ブドウのようなフルーティーさがありながら、ややドライで控えめな酸味と滑らかな飲み口が特徴です。
繊細ながらも豊かな風味が詰まったこの一本は、冷やしてワイングラスで香りをじっくり楽しむのがおすすめ。
透明の青色のボトルと共に、これからの季節に相応しい逸品となっています。
どちらも、IMADEYA 店舗やオンラインストアで購入可能です。

「日本酒が苦手」だった人こそ、試してほしい

このお酒の不思議なところは、日本酒をよく飲む人以上に「むしろ普段は日本酒を飲まない」人の心に刺さることです。
なぜなら、HEAVENSAKE は「日本酒の固定観念」をやさしく壊してくれるからです。
ワインみたいに食事と自然に合い、アルコール度数も控えめで飲みやすく、ボトルデザインもシンプルで洗練されています。
“特別な日の一杯”に、”大切な人への贈り物”に。
HEAVENSAKE は、ただの飲み物ではなく「記憶に残る時間」をくれる存在なのです。

レジス・カミュ氏は「新たなヘブンサケの日本酒が誕生する瞬間は、いつも心躍るひとときです。蔵元の哲学に深く共鳴すると、アッサンブラージュを構成する様々な日本酒を探し求めるプロセスが始まります。幾度もの試行錯誤を経て、ついに完成された日本酒がヘブンサケシリーズの新たなラインナップとしてその姿を現します」と語ります。
彼のこの言葉には、日本酒への敬意と情熱が込められており、日本の酒造りの伝統に新たな風を吹き込む決意が感じられます。

最後に:これは、あなたの物語になるかもしれない

日本酒は、古い伝統の象徴と思われがちです。
でも本当に大切なのは、その中に宿る「人の思い」や「美意識」。
HEAVENSAKE は、それを現代の感性でそっと包みなおした、ひとつの”再解釈”です。
2016 年にフランスで誕生して以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心に世界14カ国で展開され、ニューヨークの高級レストランからモルディブのリゾート、イビサ島のクラブに至るまで、世界中の象徴的なホテルやレストランで提供されています。
そして今、15カ国目として日本に上陸したことで、本場の日本でその真価が問われることになります。

もし、今まで「日本酒はちょっと……」と感じていたなら、ぜひ一度手に取ってみてください。
このお酒が、あなたの中の日本酒観を塗り替えてくれるかもしれません。
伝統的な日本酒愛好家だけでなく、モダンな日本酒通も魅了するその複雑さと遊び心は、新世代の日本酒愛好家にも強く訴求することでしょう。

そしてあなたも、きっとこう思うでしょう。

「こんな日本酒、知らなかった」

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