日本酒好きなら、一度は「ふなぐち」という名前を耳にしたことがあるはず。
でも今回登場したのは、さらに特別な「菊水ふなぐち 槽口直汲み」。
しかも、賞味期限はたったの2週間!
「え、2週間しか持たないの?」と思った方、その理由を知れば納得するはず。
この特別な一本の魅力と、おいしく楽しむためのポイントを詳しくご紹介します。
🍶 「槽口直汲み」とは?なぜ賞味期限が短いのか?
「槽口(ふなくち)」とは、日本酒を搾る際に最初に流れ出る部分のこと。
「直汲み」とは、この槽口から直接瓶詰めする製法を指します。
通常の日本酒は、加熱処理(火入れ)を施すことで発酵を止め、品質を安定させます。
しかし、この「菊水ふなぐち 槽口直汲み」は一切の加熱処理を行わず、しぼりたての味わいをそのまま閉じ込めています。
まるで酒蔵で搾りたての瞬間をそのまま瓶に封じ込めたかのような特別な一本なのです。
しかし、この製法ゆえに時間とともに味が変化しやすく、通常の日本酒よりも鮮度を保つことが難しくなります。
そのため、賞味期限はわずか2週間という短さ。
これこそが、この日本酒の魅力でもあり、希少価値を高める理由でもあります。鮮度が命だからこそ、今だけの味わいを存分に楽しめるのです。
🌟 香り・味わいの特徴
瓶を開けた瞬間、フレッシュな香りがふわっと立ち上り、まるで蔵元で搾りたての一杯を楽しんでいるかのような気分に包まれます。
通常の「ふなぐち」と比べても、さらに瑞々しくフルーティーな香りが際立ち、まるで熟した果実のような甘みと爽やかな酸味が絶妙に調和しています。
口に含むと、ほのかに感じるガス感(微発泡)が舌の上で弾け、ジューシーな旨味が一気に広がります。
しぼりたてならではの濃厚なコクを持ちながらも、後味はすっきりとしたキレの良さがあり、飲み飽きることなく楽しめます。
まさに、日本酒の鮮度を最大限に活かした特別な味わいです。
🥂 どんなシーンで楽しむ?
この「槽口直汲み」は、その特別感を活かして、特別な日の乾杯にぴったりの一本です。
誕生日や記念日、大切な人との食事の席で、いつもとは一味違う贅沢な日本酒体験を演出してくれるでしょう。
また、フレッシュな味わいを存分に楽しむために、キンキンに冷やして飲むのがおすすめ。
ワイングラスに注げば、より一層香りが広がり、上品な味わいを楽しむことができます。
料理との相性も抜群で、特に白身魚のお刺身と合わせると、お酒のフレッシュな風味と魚の繊細な旨味が見事に調和します。
天ぷらと一緒に楽しめば、揚げ物の油分を爽やかな酸味がスッと洗い流し、軽やかな余韻を残します。
チーズとも意外に相性が良く、カマンベールやブルーチーズと組み合わせると、お酒の甘みとコクがチーズの風味を引き立て、新たな味わいの発見につながるでしょう。
このように「槽口直汲み」は食事と合わせることでさらに魅力を増し、特別な晩酌タイムを彩る一本として最適です。
🛒 どこで買える?
この特別な「槽口直汲み」は、2024年11月から菊水酒造の公式ECサイト「菊水かもすでみたす」でのみ購入できる完全予約制の限定商品です。
これまでに4回の予約販売がありましたが、いずれも早々に完売する人気商品となっています。
また、2025年3月8日・9日に朱鷺メッセで開催される「にいがた酒の陣2025」の菊水酒造ブース(No.5)でも、特別に無料試飲と数量限定(150本)での販売が予定されています。
この日本酒は生酒のため、要冷蔵となっており、鮮度を保つためにも購入後はすぐに冷蔵庫に入れて保存するのが大切です。
届いたその日が最もフレッシュな状態なので、できるだけ早めに飲むのがベストでしょう。
限られた期間しか味わえないからこそ、その瞬間の美味しさを存分に楽しんでください。
✨ まとめ:この特別な味わいを逃すな!
「菊水ふなぐち 槽口直汲み」は、日本酒の本来の魅力をダイレクトに味わえる、まさに特別な一本です。
1972年に日本初のアルミ缶入り生原酒「菊水ふなぐち」誕生のきっかけとなった蔵でしか味わえない特別な一杯が、50年の時を経て瓶詰めされた逸品なのです。
容量は720ml、製法は無濾過本醸造生原酒、新潟県産米 100% 使用、アルコール度数19度、精米歩合 70%、価格は 2,750円(税込)となっています。
普段の晩酌をちょっと贅沢にしたい方、日本酒初心者だけど特別な一本を試してみたい方にもぜひおすすめしたい逸品です。
数量限定、そして賞味期限はたったの2週間。
今しか味わえないこの特別な日本酒を、ぜひ手に取って、その鮮度と美味しさを体験してみてください。
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