AMAZON でお買物

時を越え、酒に宿る物語──萩原酒造 170年の挑戦と新たな一歩

スポンサーリンク

「大切な記念日に、何を贈ろうか迷っていたとき、ふと見つけた一本の酒が、父との会話をよみがえらせてくれました。」

そんな経験、ありませんか?

人生の節目に寄り添う日本酒は、ただの嗜好品ではなく、時に”語らい”や”思い出”を呼び起こす魔法のような存在です。
今回ご紹介するのは、170 年という長い歴史を紡いできた萩原酒造の、心躍るリニューアルストーリーと、特別な「純米大吟醸」三種のお話です。

江戸の香りを今に──萩原酒造とは?

時は 1855 年(安政2年)。
萩原酒造は、茨城県境町の地で創業しました。
まだペリーが黒船で来航したばかりという時代に、酒造りへの情熱を胸に掲げて始まった蔵元です。
以降、170 年もの長きにわたり、地元に愛される酒造りを続けてきました。

そんな老舗酒蔵が、いま新たな扉を開こうとしています。

ロゴを一新「萩原」ブランドが語り始めた”想い”

今回、萩原酒造は自社ブランド「萩原」を全面的にリニューアル。
その象徴となるのが、新たに発表されたロゴデザインです。

このロゴは、萩原家の家紋である「抱き茗荷」をベースに、伝統とモダンが共存するデザインへとリニューアルされました。
100 年後も色褪せない、凛とした佇まいを意識し、伝統と革新の融合を表現する象徴となっています。

ブランドコンセプトは「その一杯が、扉をひらく」
このお酒をきっかけに、誰かと過ごす時間が生まれ、暮らしの中に新しい彩りや発見が加わる――そんな想いが込められています。

170 周年の贈り物──3つの純米大吟醸

記念すべき 170 周年を祝うにふさわしい、特別な純米大吟醸が登場しました。
それぞれが違った個性を持ち「香り」「味わい」「余韻」の三拍子がそろった、まさに”ハレの日のための一本”です。

1. 萩原 純米大吟醸 ひたち錦 生酒

使用米にひたち錦を使用し、精米歩合 40% まで磨き上げた逸品。
しっとりと広がる旨みと、凛とした後味が特徴で、ひたち錦の芯の強さが余韻に品を残します。

2. 萩原 純米大吟醸 美山錦 生酒

美山錦を 40% まで精米し、18号酵母と14号酵母をブレンドして醸造。
白桃のような甘みと、やわらかく華やぐ香りが印象的で、瑞々しい口当たりが静かに心をほどきます。

3. 萩原 純米大吟醸 八反錦 生酒

八反錦を 50% まで精米し、同じく酵母をブレンドして仕上げた一本。
バナナやアカシアの花のような香りと、ふくらみのある甘みが心を弾ませます。

酒に宿る、時代を超えるメッセージ

日本酒は、単なるアルコールではありません。

米、水、酵母――シンプルな素材から生まれるその一滴には、造り手の想い、地域の風土、そして”つなぐ”という気持ちが込められています。
170 年という歳月は、決して数字だけのものではありません。
ひとつひとつの手仕事と、飲む人の笑顔が重ねられた時間なのです。

創業 170 周年という節目を迎えた萩原酒造は、伝統を「まもる」だけでなく未来へ「ひらく」ことを決めました。
萩原酒造の新たな挑戦は、そんな時間の物語を、これからの世代にも伝えていく”橋”となるでしょう。

おわりに──「ただいま」と言える日本酒を

もしあなたが「最近、日本酒ってちょっと難しそう…」と感じていたなら、ぜひこの萩原酒造の記念酒を手に取ってみてください。

これは、堅苦しいテイスティングのための酒ではありません。
大切な人と笑い合った夜、静かな休日の午後、あるいはちょっと落ち込んだ帰り道に、そっと寄り添ってくれるような一本です。

あなたの人生の風景に、そっと馴染む「ただいま」と言いたくなる酒。
それが、萩原酒造の描く未来です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました