新潟県長岡市の老舗酒蔵「高橋酒造株式会社」が、2025年2月2日付で「葵酒造株式会社」に社名変更したというニュースが飛び込んできました!
160年を超える歴史を持つ蔵元の新たな船出についてお伝えします。
社名変更の背景は?
この社名変更は単なるイメージチェンジではないようです。
プレスリリースによると、2024年12月に新体制となった葵酒造は「これまで受け継がれてきた伝統を大切にしながら、新たな時代にふさわしい酒造りに挑戦し、日本酒の可能性を広げていく」ことを目指しているとのこと。
現在の体制や今後発売予定の商品との親和性を高め、よりスムーズな企業認知を実現するために社名変更を決断したそうです。
代表取締役は青木里沙さんが務められています。
「葵酒造」という名前に込められた意味
社名の「葵(あおい)」には、3つの想いが込められているそうです:
1. 光に向かってひたむきに進み、未来を掴む
葵は太陽に向かって成長する植物で、花言葉には「野心」「大望」「豊かな実り」があるそう。
日本酒文化を大切にしながらも、新しい価値を生み出す酒造りを目指すという想いが込められています。
2. 人と人が出会い集まる、幸せで豊かな時間を生み出す
「葵」は古くは「あふひ」と読まれ、「神と逢うこと」や「逢う日」を意味するそうです。
歴史的に神事や人々の交流に深く関わってきた日本酒文化との繋がりを大切にし、人と人が出会い集まる豊かな時間を生み出したいという願いが表れています。
3. チームの絆を大切に、協調性を持って進む
「あおい」という読みには、現在の蔵のメンバー全員の名前(「あおき」2名「あべ」「どい」)の頭文字が含まれているというナイスなアイデア!
各メンバーの個性と才能を活かし、チーム一丸となって新たな酒造りと酒蔵づくりに取り組む決意が感じられます。
まもなく新酒が登場!
葵酒造の新体制のもと、醸造責任者に就任した阿部龍弥さんが手がける新酒が2月後半ごろに発売予定だそうです。
既に2月前半には瓶詰めされているとのこと。
取り扱い店舗や発売記念イベントについては、今後公表されるそうなので、SNS をチェックしておくといいですね。
これからの展望
新体制で新社名となった葵酒造ですが、160年を超える歴史ある蔵として、酒造りの文化と技術はしっかり継承していくとのこと。
それだけでなく、日本酒の魅力を国内外により多くの方々に伝えるための取り組みや、新たな酒造りのプロジェクトも積極的に展開していく予定だそうです。
個人的には、新酒がどんな味わいなのか、とても楽しみです!
葵酒造の基本情報
- 社名: 葵酒造株式会社(Aoi Brewery, Inc.)
- 所在地: 〒940-0031 新潟県長岡市地蔵1-8-2
- 代表取締役: 青木里沙
- TEL/FAX: 0258-32-0181 / 0258-35-7101
- Email: info@aoi-brewery.jp
- SNS: Instagram・X @aoi_brewery
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