たとえば休日の夜、ソファにもたれて、好きな音楽を流しながら…ワイングラスに注いだ透明な一杯が、やさしく喉をすべる。
「これ、本当に日本酒なの？」
そんな驚きとときめきを、あなたは体験したことがありますか？
岩手の小さな酒蔵と、都会のファッションリーダーが出会ったとき
この夏、日本酒の世界に新しい風が吹きました。
それは、岩手県盛岡市にある 1896 年創業の老舗酒蔵「赤武酒造」と、都会的なセンスで大人のライフスタイルを彩る「UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）」の、初めてのコラボレーションによって。
一見、交わることのないように見える両者がなぜ手を取り合ったのか？
その背景には、2019 年に UNITED ARROWS が初めて赤武酒造を訪問して以来、6年にわたり交流を重ねてきた深いつながりと「日本酒をもっと自由に楽しんでほしい」という、静かだけれども力強い想いがありました。
震災からの再起。大槌町から盛岡への移転と若き杜氏の挑戦
赤武酒造は、かつて岩手県大槌町に蔵を構えていましたが、2011 年の東日本大震災で壊滅的な被害を受け、盛岡市に避難・再建しました。
若き杜氏（現社長の息子）が大学卒業後に蔵へ戻り「AKABU」ブランドを立ち上げました。
それから10年余り。
彼らが造る日本酒「AKABU」は、すっきりとした飲み口とモダンな味わいで若い世代からも支持を集め、今や”次世代を担う酒蔵”として国内外から注目されています。
ボトルは”着る”。日本酒は”語る”。ファッションが選んだ日本酒
UNITED ARROWS との出会いが、この物語に美しい彩りを添えます。
彼らが目指したのは、ただの”商品コラボ”ではなく”体験のコーディネート”。
日本酒に、洋服と同じように「自分らしさ」や「美意識」を映すことができたら。
そんな着想から生まれた今回の限定商品「AKABU×UNITED ARROWS 別注 純米大吟醸 2025」は、AKABU らしいバランスの良い日本酒を追求。
初めて日本酒に触れる方にも飲みやすいよう、アルコール度数を14度に抑え、華やかでスムーズな飲み口を実現しました。
さらに、日本酒をスタイリッシュに持ち運べるオリジナルボトルバッグも製作。
黒の合成皮革にコラボロゴを施し、内側は赤武酒造のブランドカラー「赤」で彩った、思わず持ち歩きたくなるデザインです。
飲みやすさ、贈りやすさ、語りたくなる体験へ
このコラボ日本酒の魅力は、見た目だけではありません。
味わいは、まるで澄んだ空気のようにピュア。
冷やしてワイングラスで楽しめば、初めての人でも驚くほどすんなりと飲めてしまいます。
おしゃれなオリジナルボトルバッグと軽やかな味わいは、ギフトにもぴったり。
720ml の四合瓶が2本、または一升瓶が1本収納可能な巾着仕様で、肩掛けできる長めの取っ手も備えています。
「最近、日本酒にハマってて」と友人にさりげなくプレゼントすれば、そこから新しい会話が始まるかもしれません。
「日本酒＝伝統」だけじゃない。”自分らしく”楽しむ新提案
これまで日本酒には”正しく飲まなければいけない”という空気がどこかありました。
おちょこ？
温度管理？
ペアリング？
でも今回のプロジェクトが教えてくれたのは「もっとラフでいいんだよ」というメッセージ。
自分の好きなグラスで、好きなときに、好きな音楽と一緒に。
まるで香水をまとうように、自分の感性で味わえばいい。
それが、赤武酒造と UNITED ARROWS が提案する「新しい日本酒の楽しみ方」なのです。
まとめ：たった一杯で、価値観が変わる夜がある
日本酒が難しいと思っていたあなたへ。
何を選べばいいか分からず、距離を置いていたあなたへ。
この一本は「大丈夫、もっと自由でいいよ」と語りかけてきます。
味わいの奥に込められた、震災から立ち上がった蔵の情熱と、現代の美意識が溶け合った奇跡のような出会い。
今夜、グラスを傾けながら、あなたの中の「日本酒のイメージ」がそっと変わる瞬間を体験してみませんか？
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