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山は、まだ語り尽くされていない。クラフトサケ「火折(ほおり)」の物語

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ある日、山道を歩いていて、ふと足元に咲く小さな草花に気づくことはありませんか?
それは見慣れた風景の一部かもしれませんが、誰かがじっと見つめれば、新しい価値を宿した「宝物」になることがあります。

そんな視点から生まれたのが、新しいクラフトサケ「火折(ほおり)」。
秋田県男鹿市の稲とアガベ株式会社が「日本の山を宝の山に」をテーマに原生植物の新たな活用法を研究する日本草木研究所と手を取り合い、日本の山に眠る植物たちの力をお酒という形で世に送り出しました。

名前に込められた願い ―「火折」とは?

「火折」とは、火を分け与えること。
古代から火は、命やつながりを象徴するものでした。
キャンプファイヤーを囲むと自然に会話が生まれるように、火には人と人を結びつける不思議な力があります。

このお酒に込められたのは、その火を分かち合うように「自然の恵みを多くの人と分かち合いたい」という願い。
ただの新商品ではなく、自然と人をつなぐ小さな灯りのような存在なのです。

日本の山が教えてくれること

稲とアガベと日本草木研究所の共同開発は「日本の山はまだ語り尽くされていない」という気づきから始まりました。
山の植物は、時に知られざる香りや味わいを秘めています。

初回の「火折」では、米と麹という伝統的な原料に、日本草木研究所が採取した4種の日本の原生植物を加えて発酵させました。
使用した草木はいずれも、日本の山々に自生しながら、その秘められたポテンシャルを十分に知られていなかったものたちです。

アオモジ(実)
まるでレモングラスを思わせる、爽やかで清涼感あふれる香り。

カヤ(枝葉)
和製グレープフルーツとでも言うべき、瑞々しくも奥深い柑橘香。

ハナヨモギ
西洋のハーブにも引けを取らない、複雑で高貴な香気。

アカエゾマツ(新芽)
この時期にしか収穫できない希少な新芽がもたらす、若々しくウッディなニュアンス。

これら個性豊かな草木が、発酵技術によって見事に調和し、唯一無二の香味を織りなします。
まるで、長い間閉ざされていた扉が静かに開き、そこから新しい景色が広がっていくような体験です。

「火折」を手に取るという体験

「火折」を口にすれば、ただお酒を飲むという行為を超えて、日本の山と自然の物語に触れることができます。
グラスの中で広がる香りは、まるで緑深い日本の森を散策しているかのような、多層的で清澄な香りの体験。
ひと口ごとに、私たちが暮らすこの国の自然の奥深さを思い出させてくれるでしょう。

商品概要

  • 商品名:火折(ほおり)
  • 発売日:2025 年9月2日(火)より順次発売開始
  • 希望小売価格:3,500 円(税抜)
  • 容量:720ml
  • 原材料:米(国産)、米麹(国産米)、アオモジの実、カヤの枝葉、ハナヨモギ、アカエゾマツの新芽
  • 販売:全国の取扱酒販店および稲とアガベ公式オンラインストア

最後に ― 山の物語を、あなたの手に

「火折」は、新しい定番として世に送り出されました。
それは単なる商品の誕生ではなく、山の恵みを未来へとつなぐ試みです。

私たちが普段見過ごしている足元の草花や、森の奥に眠る小さな命。
そこには、まだたくさんの可能性が隠されています。

その可能性を一杯のグラスに込めた「火折」。
あなたが手に取ったとき、その小さな火が心に宿り、やさしい余韻となって広がっていくはずです。

🌿 山は、まだ語り尽くされていない。
そして、その続きを味わうのは、あなたかもしれません。

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