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遠く離れた二つの情熱が出会った日 〜シモン・ビーズと花の舞酒造の奇跡のコラボ、日本酒の新たな扉が開く〜

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「日本酒って、こんなに自由で、美しいものだったんだ」
そんなふうに感じるお酒に、あなたは出会ったことがありますか?

私たちが普段口にする日本酒やワイン。
その背景には、驚くほど緻密な手仕事と、土地に根差した文化、そして何より「美味しさ」を超えた”想い”があります。
けれど、それらが国境を越えて混ざり合うことは、そう多くはありません。

だからこそ今回「フランス・ブルゴーニュ」と「静岡・浜松」が出会って生まれた奇跡の日本酒—「hananomai bize」と「花の舞スパークリング」は、ただの新商品発表以上の意味を持っているのです。
2025年3月27日に販売が開始されます。

異国の名門ワイナリーと、老舗酒蔵が手を組んだ理由

フランス・ブルゴーニュ地方に、シモン・ビーズ(SIMON BIZE)という名門ワイナリーがあります。
ブルゴーニュ好きなら誰もが知るこのワイナリーは、テロワール(土地の個性)を大切にする哲学で、世界中の愛好家に知られています。

一方、静岡県浜松市浜名区に拠点を構えるのが、創業160年を誇る老舗・花の舞酒造
地域の米、水、人を大切にしながら、クラシックな手法と現代的な挑戦を両立させてきた酒蔵です。

一見、交わることのないこの二つの情熱が、どうして手を取り合ったのでしょうか?

ドメーヌ(ワイン生産者)との業務提携は日本酒業界では極めて珍しく、このコラボレーションは日本とフランスの文化交流の象徴とも言える取り組みです。
シモン・ビーズの蔵付き天然酵母が残存する貴重な白ワイン(シャルドネ)を提供いただき、酵母の分離に成功。
試験醸造を重ねた結果、今までにない新しい日本酒が完成しました。

きっかけは、シモン・ビーズの当主・醸造責任者・栽培責任者 千砂 BIZE氏の関わりでした。
酒蔵との交流の中で感じたのは、日本酒づくりにもワインと同じように”テロワール”の魂が宿っているということ。
そして「一緒に新しい風を吹かせよう」と意気投合したのです。

hananomai bize — 土地と時間が織りなす、新たな一杯

こうして誕生した純米大吟醸 無濾過生原酒「hananomai bize」は、まさに東西の文化が響き合う一杯。

ワインのように香り高く、口に含むとふわりと広がる果実味。
その背後には、日本酒ならではの繊細な旨味とキレがあり、ひと口ごとにストーリーが立ち上がります。
まるで、日本とフランス、それぞれの風景がゆっくりと重なっていくような感覚です。

このお酒には、シモン・ビーズの酵母を使用した日本酒という挑戦が詰まっています。
静岡県産山田錦と赤石山脈の伏流水を使用し、アルコール度数12度の飲みやすさも特徴。
ジャンルの枠を超えたその味わいは、従来の日本酒のイメージをやさしく壊し、新しい価値観を私たちにそっと手渡してくれるのです。
出荷計画は年間 5,000本となっています。

白ワインのようなきれいな酸と、お米の旨みが調和した味わいは、低アルコールで飲みやすく、食事との相性も抜群です。
温度は10度以下が推奨されており、特に女性、初心者、ワイン好きの方々におすすめです。

花の舞スパークリング — 祝祭のように弾ける、心はずむ日本酒

もう一つのコラボ商品「花の舞スパークリング」は、その名のとおり、シュワっと弾けるスパークリング日本酒。

特筆すべきは「瓶内二次発酵」というシャンパンと同じ製法で造られていること。
シモン・ビーズの酵母を活かしたこの製法により、繊細な泡とともに、きれいな酸を感じるスッキリとした味わいが広がります。

静岡県産コシヒカリと赤石山脈の伏流水を使用し、アルコール度数は12度。
出荷計画は年間10万本と、多くの方々に楽しんでいただける規模になっています。
スパークリングワインのように、食前酒や乾杯酒としてスタイリッシュに楽しめる一杯で、特に日本酒ビギナーや女性におすすめです。

特別な日のお祝いにも、気の置けない友人との夜にも似合う、まさに”ハレの日”のための一杯です。

「酒」は国境を越えて「想い」に変わる

シモン・ビーズと花の舞酒造のコラボは、単なる”異業種コラボ”ではありません。
それは、文化を超えて分かり合おうとする心の物語です。

「フランスの伝統」と「日本の精神」が出会い、互いを尊重しながら、ひとつの新しい命を吹き込んだ。
そのプロセスこそが、私たちがこのお酒に感動する理由ではないでしょうか。

品質へのこだわりも特筆すべき点です。
静岡県沼津工業技術センターとの連携により技術的な信頼性を確保し、シモン・ビーズの千砂 BIZE氏による試飲評価と承認を経て商品化されています。
これにより、高い品質が保証されているのです。

さいごに:一杯の酒にできること

日本酒やワインは、ただの飲み物ではありません。
その一滴には、人の手、時間、土地の記憶が宿っています。

「hananomai bize」や「花の舞スパークリング」は、そんな”時間を味わう贅沢”を、ふだん日本酒に馴染みのない人にもそっと届けてくれる存在です。
既存の日本酒ファンだけでなく、ワイン愛好家や海外市場にも訴求できる商品に仕上がっています。

もしあなたが今、新しい何かに出会いたいと思っているなら。
このお酒を手に取ってみてください。

そこには、国を越えた友情と、文化を超えた感動が詰まっています。

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