「その一杯に、100 年分の鼓動が宿るとしたら—?」
京都の秋風がそっと肌を撫でる夕暮れ時。
競馬場のスタンドに座っていると、ふと感じる瞬間があります。
歓声、蹄の音、風の匂い。
そこには、言葉にならない”記憶”がたしかに流れているのです。
そんな「時間の重み」を、たった一滴の日本酒に閉じ込めたような商品が、この春、ひっそりと誕生しました。
名馬のしずく—それは、京都競馬場 100 周年のメモリアルボトル
2025 年、京都競馬場は開設から 100 年という大きな節目を迎えます。
その記念に、JRA(日本中央競馬会)と日本酒ブランド「Sake World」が手を組み、たった 1000 本限定の特別なブレンド日本酒を発表しました。
その名も『名馬乃雫(めいばのしずく)』。
ただの記念グッズではありません。
これは、競馬という文化と日本酒という伝統が、時代を超えて手を取り合った”アート”のような存在なのです。
競馬と日本酒。異なる世界が重なった、奇跡のようなコラボ
一見、交わることのなさそうな「競馬」と「日本酒」。
ですが、このふたつにはある共通点があります。
それは「人と時の物語を醸す」ということ。
競馬には、名馬と騎手、そしてファンとの熱いストーリーがあり、日本酒には、米・水・人の技、そして熟成という時間の芸術があります。
『名馬乃雫』は、その両方の”物語”を掛け合わせてできた、奇跡のブレンドです。
ただの記念酒じゃない。日本酒のプロフェッショナルが本気で仕込んだ”勝負酒”
この日本酒、ただの見た目重視の記念ボトルとはワケが違います。
仕込みを担当したのは、京都の老舗酒蔵3蔵(山本本家/神聖、北川本家/富翁、齊藤酒造/英勲)。
蔵の垣根を超え共同で開発・製造しました。
『名馬乃雫』のコンセプトは 100 周年の伝統を彩る華やかな香り、レースの疾走感を感じる味わいの変化とシャープな切れ、古酒由来のコクが馬の力強さを表現したもの。
綺麗な吟醸香で落ち着いたトーンに加え、上品な酸味で穏やかな後味が残ります。
100 周年のキャッチフレーズでもある「どこまでも駆けていく」をテーマに、春のフレッシュ感や華やかさ、レースの疾走感、伝統を感じる古酒の力強さをブレンドで表現しています。
一本一本にシリアルナンバー。世界で一つの”記憶”をあなたに
販売は 1000 本限定。
しかも、1本ずつにシリアルナンバーが刻印されており、同じものは二つと存在しません。
ラベルデザインも、京都競馬場の「100 周年ロゴ」と名馬のシルエットが施されており、まさに”飾って美しく、飲んで語れる”一本です。
これほどまでに「贈り物にしたくなる日本酒」も、そうそうありません。
記憶に残る味。心に残る贈り物。
『名馬乃雫』は、ただの記念酒ではなく、人と時間と物語を大切にするすべての人へ向けた、”感情に届く一本”です。
競馬ファンなら、名馬の姿を思い出しながら。
日本酒好きなら、ブレンドの妙を楽しみながら。
大切な人へのギフトにも、自分へのご褒美にも。
「名馬乃雫」という名前のとおり、その一滴には、100 年分の思いが詰まっているのです。
販売詳細
販売日: 2025年5月3日(土)4日(日)
販売場所: 京都競馬場内/ステーションサイド1Fエントランス
住所: 〒612-8265 京都府京都市伏見区葭島渡場島町32
販売時間: 開門~ 販売価格: 1本 5500 円(税込)
※5月4日(日)は、インターネットで事前に指定席券または入場券をご購入された方のみ入場可能。
京都競馬場において当日入場券の発売は無し。
当日に指定席券または入場券に売れ残りがある場合は、インターネットにて購入可能。
詳しくはこちら:https://jra.jp/news/202504/041801.html
おわりに──
最後に、こんな想像をしてみてください。
競馬場の芝が雨に濡れ、そこを駆け抜けた名馬の足音が、遠い記憶の中で鳴り響いている。
あなたの手元には、ほんのり香る一杯の日本酒。
その一滴が、競馬場で過ごしたあの日の情景を、そっと思い出させてくれるかもしれません。
それが『名馬乃雫』の魔法なのです。
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