一杯の酒が、人生の節目を照らす──

「IWA 5 アッサンブラージュ6」が語りかける”時と調和”の物語

「あの日、あの瞬間の香りを、あなたは覚えていますか?」

たとえば、ある夜のこと。
静かな食卓に、大切な人の笑い声がやわらかく響いていた。
グラスの中で静かに立ち上る香りに、ふと胸が熱くなる—
「この瞬間のために、この酒があったのかもしれない」

そんなふうに、記憶の片隅にずっと残るような一本に、あなたは出会ったことがありますか?

2025 年10月1日、日本発の革新的スパークリングサケ「IWA 5」から、その最新作「アッサンブラージュ6」が登場します。

これは単なる”新商品”ではありません。
これは”時を調和させる芸術”のような存在です。

「IWA 5」の創業者は、かつてドンペリニヨンの醸造最高責任者を務めたフランス人、リシャール・ジョフロワ氏。
28年にわたって世界の頂点に立ち続けた彼が、なぜ引退後、日本の富山で新たな酒造りを始めたのか?

その答えは、こんな言葉に込められています。

「私はワインでは語り尽くした。次は、未知なる表現に挑みたかった。
そしてそのキャンバスが、”日本酒”だったのです」

彼が選んだ舞台は、富山県立山町白岩。
美しい自然に囲まれたこの地で、伝統と革新、静寂と情熱が共鳴する、新しい”調和の酒”が生まれました。

「IWA 5」のコンセプトの中心にあるのが、フランス語で「調和」を意味するアッサンブラージュという思想。
これは、複数の原酒を絶妙にブレンドすることで、単体では決して生まれない複雑さと深みを引き出す技法です。

言うなれば、一つのメロディーではなく、重なり合う旋律で奏でる交響曲のようなもの。

日本酒という伝統に、シャンパーニュの感性を重ね合わせる。
それが IWA の革新であり、アートでもあるのです。

今回の「アッサンブラージュ6」は、ジョフロワが6年にわたり磨き上げてきたアッサンブラージュの探求が、ひとつの到達点を迎えた作品です。

Épure(エピュール)──フランス語で「余分を削ぎ落とした純粋な線」を意味するこの言葉が、今作のコンセプト。
これまでのアッサンブラージュがもたらした多様性を受け止めながら、本質を守り抜きながらも余分をそぎ落とし、透徹した美を宿す作品へと結実させました。

香り・味わい・テクスチャーの一つひとつを極限まで研ぎ澄まし、必要不可欠なエッセンスだけを残したその結晶は、気品と精緻をまといます。

口に含んだ瞬間から長い余韻の果てまで、一本の洗練された線が揺るぎなく続く──そんな体験をもたらす、まさに”味わいが物語を語る酒”と言えるでしょう。

IWA のラベルは、驚くほどシンプル。
そこには、世界的クリエイティブディレクター佐藤可士和氏の思想が宿っています。

なぜ、ここまで”白”が多いのか?

それは「未完成こそが完成」という美学。
飲む人の人生や感性によって、酒の印象は変わる。
だからこそ”語りすぎない”ことで、無限の物語を受け入れる器になるのです。

「IWA 5」の蔵は、富山県立山町白岩の静かな山あいにあります。
ここは、澄んだ空気と清らかな水、豊かな四季に恵まれた地。

酒造りにおいては、自然と人が対話する時間が何よりも大切。
ジョフロワ氏は言います。

「自然の”声”を聴きながら酒を造る。
それは、科学ではなく”感性”の世界です」

この土地に根ざし、この風土を表現する。
IWA は、ただの”日本酒”ではなく、日本という文化そのものの翻訳者でもあるのです。

お酒は、ただの飲み物ではありません。
それは、記憶に寄り添うもの。
感情と共鳴し、ときに人生の節目に静かに光を灯してくれるもの。

「IWA 5 アッサンブラージュ6」は、

たった一杯の酒が、
あなたの心に静かに、深く、響きますように。

その一杯が「IWA 5 アッサンブラージュ6」になるかもしれません。