【ふるさと納税で、村とあなたがつながる】Vtuber ×日本酒の意外な出会いが生んだ「ふなはし」の物語

「こんな返礼品、見たことない」
そう思わず口にしたあなたへ――。
富山県の小さな村が始めた、静かだけれど確かな挑戦を、今日はご紹介します。

小さな村の、大きなアイディア

富山県舟橋村（ふなはしむら）。
北アルプスの雪解け水が流れるこの村は、日本で最も面積の小さい自治体として知られています。

コンビニが1軒。
駅は無人。
けれど、そこには自然の豊かさと、人々のぬくもりが詰まっています。

そんな舟橋村がこの夏、新たな挑戦に乗り出しました。
その相手は……なんと Vtuber（バーチャル YouTuber）。
そして手を取り合ったのは、富山の名酒「満寿泉（ますいずみ）」。

「えっ？ Vtuber と日本酒？どういう組み合わせ？」
そう思った方、ぜひ続きを読んでください。

今回コラボレーションしたのは、富山県出身の Vtuber「猫山みあ」さん。
彼女は、地元愛を胸に活動する”富山推し”の Vtuber です。

猫耳とふんわりとした雰囲気が特徴の彼女。
動画配信では方言も交えながら、富山の魅力を楽しく発信しています。
地元に根差した想いが強く、その自然体の姿勢が、多くのファンに愛されています。

そんな猫山みあさんと、富山の銘酒「満寿泉」が手を取り合い、誕生したのが――

このお酒は、ふるさと納税の返礼品としてのみ手に入る、特別な一本。
ラベルには猫山みあさんが美しく描かれ、まるで日本酒の妖精のようにボトルに舞い降りています。

このお酒を手がけたのは、創業 130 年を超える老舗蔵元「桝田酒造店」。
「満寿泉」といえば、食通にも愛される富山の名酒として知られています。

そんな蔵元が、舟橋村のためだけに丁寧に仕込んだのが「ふなはし」。
山田錦を 100％使用し、純米大吟醸ならではの芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴です。

たとえるなら――都会の喧騒を離れ、澄んだ空気の中で飲む、朝の一杯のよう。
心がすっと洗われる、そんな感覚を呼び覚ましてくれる味わいです。

舟橋村がこのユニークな企画を立ち上げた背景には、明確な目的があります。

それは「村の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」 という想い。

面積は小さくても、そこにある自然の美しさ、住民の温かさ、そして地域の技術力は誇れるもの。
でも、ただ待っているだけでは届かない。

だからこそ「今」の時代に合わせた発信が必要でした。
Vtuber というメディアは、若い世代やネットに親しみのある人々にとって、もっとも身近な存在。
このコラボは、そうした人たちへの”開かれた窓”なのです。

この「ふなはし」は、舟橋村へのふるさと納税の返礼品として提供されています。
つまり、あなたの寄付が、村の未来を支える力になります。

「どこか応援したいけど、どの自治体を選べばいいか分からない」
そんなときは、こんな小さな村の、でも温かい挑戦に目を向けてみませんか？

都会に暮らす人が多い今、地元やふるさととのつながりを感じる機会は、決して多くありません。
でも、一杯のお酒が――ふるさと納税という仕組みが――

あなたと舟橋村をつなぐ「きっかけ」になるかもしれないのです。

Vtuber の柔らかい表情と、蔵元の誇り高い味わいがひとつになった「ふなはし」。
それは単なる返礼品ではなく、小さな村が差し出す”自己紹介”のようなもの。

ぜひ、あなたの大切な人と、心ゆくまで味わってください。

「ふなはし」はただのお酒ではありません。
それは、舟橋村が一歩踏み出した勇気の象徴であり、バーチャルとリアルが手を取り合った、新しい地域貢献のかたちです。

その一口が、未来の誰かを勇気づけるかもしれません。

ぜひ一度、舟橋村のふるさと納税ページをのぞいてみてください。
あなたの好奇心が、新しい物語のはじまりになるかもしれません。