「お酒って、ただ酔うためのものだと思ってた。」
そんなふうに感じていたのは、ある夜、ふと立ち寄った小料理屋でのことでした。
店主にすすめられた一杯の日本酒。
その香りをひと嗅ぎした瞬間、まるで季節が変わったような感覚に包まれました。
「これは……ただのお酒じゃない。」
それ以来「想いがこもったお酒」は本当にあるのか、探し続けてきた私が、ついに出会ってしまったのです。
それが、福岡・天郷醸造所が生んだフラッグシップモデル『在る宵 天郷(あるよい てんごう)』でした。
心を酔わせる一杯。『在る宵 天郷』とは?
このお酒、実は販売開始からわずか2週間で完売してしまった”幻の一本”。
誕生させたのは、2023 年設立のその他醸造酒製造所「天郷醸造所」。
場所は、福岡県田川郡福智町。
澄んだ水と自然の恵みが息づくこの地に、新たな物語を紡ぐ醸造所が生まれました。
『在る宵 天郷』は、彼らの第一章=フラッグシップモデルにあたるお酒。
「単なる酒造りではなく、”想いを醸す”ことを目指したい」──そんな願いから名づけられたそうです。
ちなみにこの名前「あるよい」と読みます。
日が暮れて、ふっと心がほどける”あのひととき”のこと。
家族と、友人と、あるいは一人で。
静かな夜に灯るあたたかさのようなニュアンスを含んだ、美しい名前ですよね。
“完売”はゴールではなく、物語のはじまり
なぜ、これほど短期間で完売してしまったのか?
一言でいえば「共感」と「物語」が人々の心を動かしたからだと感じています。
天郷醸造所は、単に「おいしい酒をつくろう」としているのではありません。
彼らは「その土地、その人、その時間」を大切にし、お酒に”想い”を込めて届けることを信条としています。
“酒を飲む”という行為が、ただの娯楽ではなく、 誰かと語らい、過去を思い出し、未来を夢見る「宵(よい)」の時間になる。
そんな願いが、この1本にはぎゅっと詰まっているのです。
SNS で広がった”宵の感動”
実際、購入者の SNS 投稿からもその熱量が伝わってきます。
「こんなお酒、初めて飲んだ。香りで泣きそうになった」
「友達の誕生日に開けました。思い出に残る夜になりました」
「ラベルも美しくて、飾っておきたいくらい」
このように、単なる”味”を超えた体験が語られていることが『在る宵 天郷』の魅力を物語っています。
次回販売は、2025 年11月下旬予定!
「気になる…でももう完売なんでしょ?」と思われた方へ朗報です。
次回の販売は、2025年11月下旬を予定しているとのこと!
しかも、今回の反響を受けてさらなる進化を遂げたモデルになるかもしれません。
気になる方は、公式サイトや SNS での発表をぜひチェックしておいてくださいね。
この”物語の続きを待つ”時間もまた『在る宵』らしい楽しみ方なのかもしれません。
最後に:あなたの”宵”には、どんな想いがありますか?
お酒は、ただ喉を潤すだけのものではありません。
人生の節目や、小さな幸せのひとときに、そっと寄り添う存在です。
『在る宵 天郷』は、まさにそんな「心のスイッチをそっと入れてくれる一杯」。
完売してしまったのは残念ですが、それだけ多くの人の心を打った証でもあります。
次の宵、あなたは誰とどんな想いを語りますか?
その時間にふさわしい一杯を、ぜひ見つけてください。
そして、もし『在る宵 天郷』を手にする機会があれば── それは、あなたの物語の新たな章のはじまりになるかもしれません。
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