― 今年も「金虎酒造」の新米新酒がやってくる
冬の足音が聞こえてくると、ふと食卓が恋しくなりませんか?
あたたかい鍋、湯気の向こうの笑顔、そして、心までほどける一杯の日本酒。
そんな季節にぴったりの「旬の贅沢」が、今年もやってきます。
それは、金虎酒造から届く、新米新酒「吟醸 初しぼり」と「吟醸 にごり酒」。
2025年12月1日、季節限定で発売されるこの新酒は「秋に実ったお米」から「冬に味わう感動」へとつながる、まさに年に一度のご褒美酒。
この記事では、その魅力を、日本酒ビギナーの方にもわかりやすく、そして心に残るようにご紹介します。
「初しぼり」って、なにが特別なの?
たとえるなら「初しぼり」は、日本酒界の”初恋”のような存在です。
収穫したばかりの新米を使って、仕込みからしぼりまで一気につくりあげた、できたてほやほやのフレッシュな日本酒。
口に含めば、みずみずしさが広がり、思わず「これ、日本酒なの?」と驚くかもしれません。
そんな”できたて”の味を楽しめるのが「吟醸 初しぼり」です。
華やかな香りと、軽やかな飲み口。
香水のように香り立つのに、後味はすっと消えていく。
まさに、五感で楽しむ一杯です。
「にごり酒」って、濁ってるけど美味しいの?
はい、美味しいんです。それもびっくりするほど。
「にごり酒」は、しぼりの工程であえて細かな米の成分を残し、白く濁った状態で瓶詰めしたお酒。
口にすると、まるで米の甘みがふわっと口の中でほどけるよう。
とろみのある舌ざわりと、ほのかな発泡感がクセになります。
金虎酒造の「吟醸 にごり酒」は、そんな”にごり”の良さを活かしながら、吟醸酒ならではの上品な香りも両立。
濃厚なのにスッキリ。
甘いのに爽やか。
まるで、濃厚チーズケーキにレモンを一絞りしたような、絶妙なバランスが魅力です。
「金虎酒造」って、どんな蔵元?
愛知県名古屋市で弘化二年(1845年)に創業した「金虎酒造」は、180年の歴史を持つ老舗酒蔵です。
名古屋市内、国道19号沿いの街中にある小さな酒蔵ながら、越後流を基本とした淡麗で飲み口の良い日本酒を理想とし、タンク一本一本に手間をかけた丁寧な酒造りをしています。
近年は全国新酒鑑評会10年中6回金賞、愛知県知事賞3年連続受賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード最高金賞など、特に吟醸造りにおいて高い評価を得ています。
今年は原料米の高騰という厳しい状況の中、30年以上地元で愛されてきた「初しぼり」を吟醸酒へと全面リニューアル。
より安定して入手できる地元の原料米を使用し、その持ち味を活かした「今できる最良の初しぼり」として生まれ変わりました。
どんな料理に合うの?初心者にこそ飲んでほしい理由
「吟醸 初しぼり」は、白身魚のカルパッチョや冷奴など、あっさりした料理と抜群の相性。
一方で「吟醸 にごり酒」は、チーズやクリーム系のパスタ、スイーツとのペアリングも楽しめる、まさに”洋にも和にも合う”万能酒です。
初心者の方におすすめしたい理由は、その「飲みやすさ」。
「日本酒ってクセがあるでしょ?」と思っている方にこそ、ぜひ一度体験してほしい。
まるで白ワインのように飲みやすく、それでいて、日本酒ならではの”深み”も味わえるのです。
さいごに ― 冬のはじまりに、あたらしい一杯を
忙しい毎日の中で、ふと立ち止まる夜。
あたたかい部屋で、大切な人と語らう時間。
そんなひとときにそっと寄り添ってくれるのが、この新米新酒です。
「今日は少し、自分を甘やかしてもいいかも」
そんな気分の夜に、ぜひ手にとってみてください。
“しぼりたての感動”は、冬の短い間だけのもの。
数量限定ですので、気になる方はお早めにどうぞ。
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