卒業する6年生の皆さんへ ―がんばりました ごくろうさま

中野区の最後の公式大会のJCN杯、惜しくも優勝を逃し、第3位に終わりました。3年の中頃まで、8人の選手でした。しかし4年のときには、選手も増え、区大会で見事優勝。記念のTシャツも作りました。
その後は、選手も減り下の学年の応援も得て、区大会、東京リーグを乗り切りました。数は少なくても試合を引っ張った6年の選手の皆さん、ごくろうさまでした。
1.湘南ベルマーレ入団の山口貴弘君のこと
クラブとして最高の全日本予選都中央大会4位のときのキャプテンでした。三菱養和巣鴨のセレクションに合格、ユースの全国大会で優勝、帝京高校に呼ばれキャプテンとして全国総体で優勝、そして早稲田大学では副主将として1部昇格に貢献しました。
ベルマーレで、初めての練習試合ではバックでしたが1点決めました。
クラブのときはチームを引っ張り、また4年のころから一年中毎日夜、鷺宮運動広場で選手を集めて自主トレをやっていました。もちろん1月1日も、また遠征や大会試合の日もやっていました。やはり大切なのは「努力、努力」です。山口君を応援する中で、その「サッカーへの打ち込み」を感じて下さい。
2.準備が勝負を決める!
中学に進学すれば、勉強も部活も格段に厳しいものとなってきます。何事も準備が重要です。勉強で特に数学、英語に打ち込んで下さい。そしてサッカーでなくても何かのスポーツに打ち込み、しっかり体作りをして下さい。そしてその準備の努力が不可欠なのです。
3.トライする心が大切!
これから先の人生にはいろんなことが、押し寄せてきます。受験、就職と続きます。そこでは、受け身的に歩んでいくのではなく、自らトライしていく。少子高齢化社会の中で、また地球温暖化現象の環境問題も深刻です。君たちの肩に重くのしかかる課題が沢山あります。しっかりと進んで下さい。
さて鷺宮サッカークラブも設立してから21年となりました。区のサッカー連盟の機関紙に過去10年の記録が掲載されています。完全優勝が一回、そして全ての大会のベスト3に常に鷺宮SCの名があります。クラブでは「優勝」を評価していますが、こうした実績は、大いに価値あることで、伝統の力となっています。こうした力の基は、選手の皆さんのがんばる心はもちろん、ボランティアで奮闘するコーチ達、そしてクラブの運営に汗をかく、保護者の皆さんの「尽力」なのです。卒業する6年生の皆さんも「尽力」にしっかり感謝することが大切です。
それでは、皆さん、卒業おめでとう。これからもしっかりがんばって下さい。
鷺宮サッカークラブ 代表 中川 雅造

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