【5年】第6ブロック大会
準決勝 vs 三菱養和SC巣鴨ジュニア
0-4
2009年第27回体育の日記念・5年生サッカー大会、第6ブロック大会もいよいよ準決勝となった。
相手はこのブロックで1・2を争う実力の持ち主である三菱養和である。
鷺宮は序盤から相手にひるむことなくガチンコ勝負を挑んだ。
開始早々は互角に渡り合えるかと思われたが、相手のセットプレーからその想いは打ち砕かれた。
さらに前半中盤に差し掛かろうとした時間帯で0-2と追加点を奪われると、三菱養和は選手を入れ替えてきた。
後半も三菱養和の攻撃はとどまることをしらず、終わってみれば0-4というスコアとなってしまった。
負けはしたが、自分たちの足りないものを知ることができた試合であった。
3位決定戦 vs ビートル11
1-0
秋の都大会出場がかかる大事なゲーム。
惨敗を喫した直後ではあったが、選手たちはたくましく気持ちを切り替えていた。
選手のモチベーションは高く、コーチや保護者を含め、鷺宮SCには今まで以上の一体感が漂っていた。
25゜Cを超える暑い日差しの中、鷺宮SCの歴史に名を刻むべく、運命のキックオフの笛が鳴らされた。
開始早々から鷺宮の選手たちの怒涛の攻めが展開する中で幾度となく決定的なシーンがうまれていく。
終始鷺宮SCペースの中、前半は0-0のスコアレスに終わった。
後半、修正を入れてきたビートル11は前半とは打って変わり、攻撃のテンポがよくなってきた。
しかしここから一進一退の展開に、見るものは緊張の汗を隠せなかった。
再三よい形で相手陣内に攻め込んでいくが、相手の必死のディフェンスにゴールマウスが遠い。
刻一刻と時間が過ぎていく中で、次第に選手たちにも疲労の色が見え始めてきた。
しかし、奇跡はおとずれた。残りわずか数分であろうか、誰もがPK戦を意識し始めた時間帯、鷺宮の左サイドからの攻撃。
相手のディフェンスをかわしながら敵陣深く攻め入っていき、中に切り込んだかと思うと左足が一閃された。
ボールはゴールマウスをそれたかに見えたのか、相手キーパーは静かにボールを>見送ると、その軌道はゴールポスト右隅にあたり、ゴールネットを揺らしたのであった!
「わー!」「きゃー!」ほしかった先制点が手に入ると、歓喜の声が鷺宮陣内から上がっていた。
そして、タイムアップを迎えると喜びは一気に爆発した。鷺宮SCに新たな歴史が刻み込まれた瞬間であった。
ブロック大会3位、そして都大会出場という結果は10数年ぶりの快挙のようである。
この偉業を達成した選手たちを誇らしく思うと同時に褒め称えたいと思う。
コーチ達のご尽力は勿論、保護者らの献身的なサポートや応援が今日の結果につながっているのは言うまでもない。
5年生選手・コーチ・保護者の皆さん 本当におめでとうございます!
【5年:高瀬】